災害への備え
災害時の備えについて、下記を参考にチェックしてみましょう。
PDFはこちら表:防災対策チェックリスト

*避難場所では、飼っているペットに対する備えは、基本的にそれぞれの飼い主の責任になります。少なくとも5日分は用意しておきましょう
災害発生時の対応
①まず人の身の安全
- ワンちゃんを守るためには、まず飼い主さんが無事でいることが大切です。
②ワンちゃんの安全
- すぐにリードをつけ、首輪が緩んでいないか確認しましょう。小型犬などはリードをつけた上で、キャリーバッグに入れるのもよいでしょう。(パニックになりいつもと違う行動をとることがありますので、注意しながらつけて下さい)
- 飼い主さんが動揺しているとワンちゃんにも伝わりますので、なるべく落ち着いて、普段通りの言葉をかけるなどしてあげてください。
③避難場所へ移動
- 避難指示があった場合はワンちゃんも連れて避難しましょう(同行避難)。
- 災害時には飼い主さんもワンちゃんも興奮しているので、リードは放さないようしっかり持ち、キャリーバッグやケージはしっかり抱えます。
- 避難場所までの経路には危険な箇所がたくさんあるので、足元や頭上に気を配り落ち着いて行動します。
④その他
- ワンちゃんとはぐれてしまった場合:ワンちゃんや避難時の状況について自治体の動物担当部署や警察などに届ける。
やむを得ずワンちゃんと一緒に避難できず自宅等に置いてきた場合:自治体の動物担当部署に相談する。

避難所や仮設住宅での注意点
- 避難所には動物が好きな人、嫌いな人、動物アレルギーがある人、幼い子供などたくさんの人が集まります。飼い主さんは普段以上に周りに配慮することが必要です。
- 避難所ではワンちゃんの世話やフードの確保、飼養場所の管理は飼い主さんの責任の下に行うことになります。
- 周りに配慮したルール作り、ペットフードなどの救援物資の情報など、飼い主さん同士で協力して助け合いましょう。
- 排泄は決められたところでさせ、速やかに処理し衛生面に注意します。
- ストレス下にあるワンちゃんは、普段より吠えたり他人に攻撃的になったり、食欲がなくなるなどの問題が出ることがあるので体調に気を配り、不安を取り除くように心がけましょう。
- 車内避難をする場合は、熱中症やエコノミークラス症候群の危険性があるので注意しましょう。
熱中症:換気や水分補給を十分行います。特にワンちゃんだけ車内に残す場合は常に車内温度に注意し飲み水をたっぷり用意します。
エコノミークラス症候群:定期的に車外に出て運動したり水分をこまめに取ります。