信頼性保証体制

信頼性保証ポリシー

私たちは、安全で適正な品質を有する動物用医薬品などの安定供給を通じて、動物と人の健康に貢献します

私たちは、畜水産動物の健康を通して食の安全安心を提供すると共に、コンパニオンアニマルの健康を通じて人々の健やかな暮らしに貢献します。そのために、動物用医薬品、飼料関連製品など取り扱うすべての製品の研究開発、適正な製造管理と安定供給、お客様への迅速で正確な情報提供を実施し続けられるよう日々努力を重ねて参ります。
明治グループの一員として、グループスローガンである「健康にアイデアを」を製品の研究開発からお客様の元へお届けするまで一気通貫させ、世界中の人々の「明日をもっと健やかに」すること、「お客様の気持ち」に寄り添い全従業員が一丸となって一歩先を行く価値を創り続け、お客様からの『信頼』を得ることが私たちの使命です。

行動方針
  • 国内外の関連法令遵守を徹底します。
    承認書と製造・試験検査の実態に齟齬が生じないように定期的に点検を実施します。
  • 品質マネジメントシステムに則りPDCAサイクルを適切に回すことにより、製品品質、情報品質の向上を図ります。
  • 全従業員に対し、教育訓練を継続的に実施し、従業員一人ひとりがレベルの高い意識・知識・技術の取得と維持向上に邁進します。

信頼性保証指針

明治アニマルヘルスの信頼性保証指針は、信頼性保証ポリシーの元に制定され、社内のGxPを遵守するための総則、手順書等当社の信頼性を保証するための全ての文書の上位文書であると共に、社内の信頼性保証活動あるいは製造業者・製造委託先管理の考え方の基本となるものです。

品質マネジメントシステム

製品、情報や文書類の信頼性を確保するために各組織で目標を定め、その目標を達成するためのシステムを構築します。このシステムを運用するに当たり、薬事責任役員は自らが主体となり定期的にPDCAサイクルを回し、継続的に改善を図って行きます。

品質マネジメントレビュー

PDCAサイクルを適切に回すことにより品質マネジメントシステムの継続的改善を実施しますが、品質マネジメントレビューはPDCAサイクルのA(ACTION)の一部に相当します。P(PLAN)D(DO)C(CHECK)を実施し、得られた結果・情報をレビューし、そこから改善点を見出し次のPDCAサイクルのP(PLAN)へとつなげることにより、品質マネジメントシステムのスパイラルアップへとつなげていきます。

リスクマネジメント

明治アニマルヘルスが製造販売承認を保有する動物用医薬品・動物用医療機器(製造販売品目)については、品質異常や不良医薬品発生等のリスク低減を目的に、薬事責任役員および総括製造販売責任者は、関連製造所情報、社会情勢、規制当局の動向、承認書情報等を総合的に評価し、必要に応じて未然防止対策を講じます。また、リスク発生時には速やかに対応策を策定、関係者と共有し、影響を最小限に留めるよう対応します。
仕入れ販売を行っている動物用医薬品、飼料等の動物用医薬品以外の取り扱い製品についても製造販売品目に準じて適正にリスクマネジメントを実施します。

安全管理体制

明治アニマルヘルスは、皆様にお届けする動物用医薬品に関連する安全管理情報(副作用情報等)を国内外から収集し、それらの評価・検討を客観的に行い、製品の適正使用に必要な情報を速やかに提供することで、安全性に関するリスクの最小化に努めています。
また、製造販売後使用成績調査の情報を獣医療関係者へ提供することで、製品の安全性と信頼性の向上に努めています。