有効性
Effectiveness
国内臨床試験結果
国内臨床試験の結果、フロルガンの高い有効性を確認できました。
細菌性肺炎罹患牛での有効率 81.8%
フロルガン投与群の有効率は、対照薬群の有効率と比べ"有意に"高い結果となりました。フロルガンは、マイコプラズマ・ボビスを含む複合感染した牛細菌性肺炎に対して、優れた効果を発揮しました。
フロルガン製造販売承認申請資料
供試動物* 牛(搾乳牛は除く)116頭(フロルガン投与群:77頭、対照薬群:39頭)
*被験動物の選定基準に従い、細菌性肺炎特有の症状を示した牛を用いた。
薬 剤 フロルガン:フロルフェニコールとして30mg/kgを1回、頚部筋肉内に投与した。
対照薬:フロルフェニコールとして10mg/kgを1日1回、2~3日頚部筋肉内に投与した。
菌分離 パスツレラ・マルトシダ、マンへミア・へモリチカ、ヒストフィルス・ソムニ、マイコプラズマ・ボビス、ウレアプラズマ・ディバーサム
観察期間 4日間
菌種別の有効性
パスツレラ・マルトシダが分離された全症例**での 有効率86.5%
ウレアプラズマ・ディバーサムが分離された全症例**での 有効率100%
マイコプラズマ・ボビスが分離された全症例**での 有効率79.3%
マイコプラズマ・ボビスが分離されなかった全症例**での 有効率83.3%
**全症例とは、単独感染及び複合感染の症例を示す。
フロルガン製造販売承認申請資料