有効性と安全性
Effectiveness and safety
豚の胸膜肺炎に対する有効性
臨床試験の結果、パスツレラ・マルトシダ、アクチノバチルス・プルロニューモニエによる豚の胸膜肺炎の治療にマルボシルは有効であることが確認されました。投与後、速やかに臨床スコアが改善しました。また、投与後の治癒率は高く、再発率は約4%と低い値を示しました。
対象 110kg以下の体温が39.5℃以上で、臨床症状スコアの合計が5以上の豚191頭を供試
用法及び用量 マルボフロキサシン2mg/kgを3日間あるいは5日間、筋肉内に投与
マルボシル2%及び10%製造販売承認申請資料
安全性
雌雄24頭の子豚を用いた安全性試験において、10日間にわたってマルボフロキサシン2、6または10mg/kgを1日1回筋肉内投与した結果、一般状態に影響は認められませんでした。
マルボシル2%及び10%製造販売承認申請資料